303SEステンレススチールソフトワイヤー

303SEステンレス鋼合金の概要

Alloy 303SEは、加工性を高めるために特別に設計されたフリーマシンステンレス鋼です。この非磁性オーステナイトステンレス鋼は、熱処理によって困難ではありません。硫黄をセレンに置き換えることにより、この合金はフリーマシニング特性を実現し、合金303と比較して形成性が向上します。低硫黄グレードの有益な機械的および腐食耐性特性は、可能な限り維持されます。

303SEステンレス鋼のアプリケーション

303SEステンレス鋼は、以下を含むさまざまなアプリケーションに最適です。

• 医療機器
• シャフト
• バルブ
• フィッティング
• 精密機械加工を必要とする複雑な部品

ステンレス鋼ソフトワイヤファミリの一部として、303SEステンレス鋼ソフトワイヤーは、複雑なコンポーネントの製造に特に価値があります。

化学組成

303SEステンレス鋼の典型的な化学には次のものが含まれます。

• カーボン：0.12 max
• リン：0.120-0.170
• セレン：0.15-0.35
• シリコン：1.00 max
• ニッケル：8.00-10.00
• クロム：17.00-19.00
• マンガン：2.00マックス
• 鉄：バランス

物理的特性

303SEの重要な物理的特性は次のとおりです。

• 密度：0.283 lb/in³（8.00 g/cm³）
• 電気抵抗率：70°F：433.0 Ohm-Cir-Mil/ft
• 比熱：32-212°F（0-100°C）で0.12 BTU/lB-°F（0.5 j/g-°C）
• 熱伝導率：112 btu-in/hr-ft²-°f（16.20 w/m•k）212°F（100°C）
• 熱膨張係数の平均：9.3 µin/in-°F（16.7 µm/m-°C）68〜392°F（20〜200°C）
• 弾性率：28x10³ksi（193x10³mpa）緊張
• 融解範囲：2550-2590°F（1400-1420°C）

室温での機械的特性

アニールされたプロパティ

• 究極の引張強度：75 ksi min（517 mpa min）
• 降伏強度：25 ksi min（172 mpa min）
• 伸長：35％min

強化されたプロパティ

303seは、さまざまな気性に冷たく働くことができます。強化と機械的特性の詳細については、Ulbrich shaped Wire Technical Serviceにお問い合わせください。

この合金は、特に303SEステンレス鋼のソフトワイヤとしての形で、並外れた機密性と腐食抵抗を必要とするアプリケーションに最適です。